<<桑園公園で竪穴式住居跡検出>>

 
 埋蔵文化財発掘調査が行われている桑園公園(北7西18)で
竪穴式住居跡が検出された。
HP運営委員会では、特別に許可を得て発掘調査現場を取材した。。
札幌市観光文化局埋蔵文化財センター職員の解説に
1,100年前のタイムカプセルを開けたような気分になった。
 
 この遺跡名は「C522(しーごひゃくにじゅうに)遺跡」である。
札幌で522番目に見つかったのでこう呼ばれる。
時代は、擦文時代で今から1,100年前頃のものである。

 
発掘区内の地層。

竪穴式住居跡2軒は、
5層目から検出された。



 
中央の茶色い土の部分が竪穴式住居跡。
残り半分は道路側にある。

竪穴式住居は、地面に穴を掘り、
草で屋根をふく。
掘った時の土が土手になり、
又、屋根にもかけ保温としたことがわかる。

 
出土した土器、瓶の一部。
焦げたあとがあるので、
煮炊きに使ったと考えられる。
 
作業しているのは公募で選ばれた方々。
ベテランが核となり、手作業で慎重に行う。

 
年代を特定する鍵は、主に地層。

樽前a火山灰<1739年降灰>より
古い地層だ。

又、西暦900年に大噴火した白頭山の
火山灰が偏西風によって運ばれ、
日本海を越えて降り積もっている。

 
赤丸で囲んだ茶色の部分は、
カマドの煙出し口跡。






 
 雨等に備えて、シートで養生する。

 埋蔵文化財は、
 歴史・文化を伝える貴重な資料である。
 この発掘調査の内容は、
 調査終了後1年間程度で
 約100ページに及ぶ報告書にまとめられ、
 図書館等で閲覧することができる。